フランスの壮麗なアンティーク。19世紀(1809-1894)に活躍したヴィクトー/ヴィクトール サグリエの銀製フレームで装飾した重厚なガラスアート宿り木や様々な花々のモチーフへの繊細な金手彩色が美しい大変美しいラージガラスボウルです。高い芸術性はドーム ナンシーやガレに匹敵、更に凌駕するかの印象。ドームナンシーの硝子作品、共作コラボレーションの可能性が高いですモチーフ以外を酸化腐食しアシッドフロストにしたガラス表面。 透明ガラスのまま残されフロストから浮き立つ立体的な花の造形。更に金彩で花々を線描し美しくハイライトしていますヤドリギが半面ほどに広がります。花はタンポポと綿毛、或は矢車草/小菊愛国の象徴、薊:アザミでしょうか。尖った葉を大きく広げています互いが影や光を生み、澄んだ空気の中自然の神秘の世界に息づく花々を見るようで得も言われず美しいです。幾分剥離もあると想像しますが金彩は充分に残りクリアガラスの上のデリケート&強い輝きはガラスに黄金色のオーラを纏わせます銀製のシルバーフレームは外側三層ほどに見えます。以下は素人計測の為誤差をご容赦くださいm(__)m外径23.8㎝ x 高さ13㎝弱内径21.6㎝ 重さ約2150g底部刻印:金彩の商標長方形のフレーム内で3本のマストを持つ帆船をVとSのイニシャルで囲みますぐらつき無く安定した大きな欠けや亀裂等の傷の無い大変良いコンディションフレームは一部黒く酸化し浅い表面擦り傷が複数有ります。使用された痕跡が有り最終画像でご確認戴けるように逆さにした際には底の高台表面に擦り傷及びその縁に微細な欠けが複数見られますが本体には影響なく、鑑賞時も見えません。 銀細工芸術の大家:サグリエはアールヌーヴォー作品で著名。ルイ・マジョレル、ドーム兄弟エミール・ガレ等の芸術家やバカラに請われ彼等の為の作品も多数製作。銀装飾されたコラボ作品はコレクター垂涎。デザインスタイルはecole de nancyの言葉に於ける典型的なフランスアールヌーボー様式。自然からの触発を形状と装飾/ディテールを両立させて投影ずっしりと重く、強い存在感があり個人的にミュージアムピースと評する見事な作品です✧
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